下肢静脈瘤の治療下肢静脈瘤の治療

〒486-0926 愛知県春日井市小野町5丁目89-6

下肢静脈瘤 VARICOSE VEIN

下肢静脈瘤とは

青く浮き出るような血管

「下肢静脈瘤」とは、血管(静脈)内にある、血液の逆流を防ぐ“弁”が壊れ血液が停滞し、脚の静脈が浮き出てきて、瘤(こぶ)状になった病気です。
心臓に帰るべき老廃物の多い静脈血が停滞し筋肉や皮膚に悪影響を及ぼしてしまいます。かゆみ、むくみなどの軽い症状から、悪化すると皮膚炎による色素沈着や、治りづらい傷跡になってしまいます。

このような症状はご相談ください

足がだるい、痛い、足が重い、足が疲れやすい、足のほてり、足がかゆい、生理の時に足が痛い、足に不快感がある、寝るときにふくらはぎがつる(こむら返り)、静脈瘤のコブがある、色素が沈着する、潰瘍が出来る

当院の治療方法

従来、下肢静脈瘤の治療には観血的静脈抜去術(ストリッピング法)や高位結紮術が行われてきましたが、数ヶ所の切開を必要とする・(美容上)傷が目立つ・疼痛・出血がある・入院が必要な場合があるなどの問題点がありました。しかし、当院の下肢静脈瘤レーザー治療では、切開は通常一ヶ所、美容上において、他のどの方法よりも皮膚が美しいままである・出血は極めて少ない・日帰り手術が可能等の利点があります。

カテーテル焼灼術(Yagレーザー)

逆流のある伏在静脈内に、極細のカテーテルを挿入し、レーザーで血管内の壁を熱で焼いて閉塞させる方法です。局部麻酔で血管内焼灼術を行うため、手術直後から歩行が可能です。
当院では、米国のFDA、日本の厚生労働省で認可された医療用レーザー機器を導入しています。

自動牽引器

下肢静脈瘤レーザー治療は、血管内にレーザーファイバーを挿入し、血管内部より熱を加える事で血管を収縮させ閉塞させる手術です。血管を閉塞させる位置は人体に無害な超音波装置(エコー装置)などを使用し、安全にかつ確実に位置を極め血管を閉塞させます。
また、レーザーファイバーは自動牽引器により一定速度で血管内を引かれる為、血管を安全に、均一に閉塞させる事が出来ます。従来法と比べ手術時間も短縮され、約30分程度で終了します。 手術終了後は、抗生剤入りの点滴をして頂きます。これも30分程度で終了します。

下肢静脈瘤の原因

「下肢静脈瘤」の多くは足の静脈にある血液の逆流を防ぐ“弁”が悪くなって起こります。静脈の弁は、血液が心臓の方向へ流れる様に一方通行弁になっていますが、この弁が悪くなると血液は逆流を起こしてしまします。下肢の血液は、足の運動によって心臓に戻っていきます。正常時は静脈の“弁”の作用により重力に負けず、静脈血は心臓へ帰ります。しかし、逆流防止の“弁”が破壊されることにより、心臓へ帰るべき血液が下肢に停滞してしまい、足の付け根や膝の裏などで静脈が瘤(こぶ)のように膨らむのです。

静脈瘤のできやすい方の特徴

女性に多い、立ち仕事の多い人、加齢によるもの
妊娠時、遺伝的要因

費用について

Yagレーザー(片脚) 250,000円
Yagレーザー(両脚) 450,000円
診察・検査 20,000円

※費用は税込み表記です。