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突発的な頭痛 吐き気・めまいを伴う頭痛は要注意



当院の脳神経外科では、MRIを用いた脳内の画像検査を行っています。


MRI検査の対象となるのは頭痛、吐き気、めまい、物忘れ(認知症による物忘れを含む)などの症状を伴う病気です。


特に、突発的な頭痛や吐き気・めまいを伴う頭痛は命に関わる病気が原因の場合もあるため、早めの受診が重要になります。


今回は「突発的な頭痛」「吐き気・めまいを伴う頭痛」、および、「めまい」が症状として発生することがある病気についてご説明します。



■頭痛を伴う病気

◎命に関わる重大な病気の可能性も

慢性的な頭痛や偏頭痛など、頭痛は多くの方がお悩みを持つ症状の一つであり、命に関わらないものもあります。ただし、脳腫瘍、クモ膜下出血など、命にかかわる重大な病気の症状として「突発的な頭痛」「吐き気・めまいを伴う頭痛」「痛みが頻発する頭痛」が現れるケースも少なくありません。


≪突発的な頭痛、吐き気・めまいを伴う頭痛、痛みが頻発する頭痛が症状として発生することがある病気≫


・脳の病気


脳腫瘍、クモ膜下出血、脳出血


・骨髄・神経の病気


髄膜炎、後頭神経痛


・血管の病気


側頭動脈炎、偏頭痛、緊張性頭痛


・耳・鼻の病気


副鼻腔炎


・心の病気


自律神経失調症



■めまいを伴う病気

◎脳が原因で生じるめまいには特に注意が必要

身体や周囲の景色がぐるぐる回る、頭がふわふわする、身体が浮いたような感じがする、これらはすべてめまいの症状です。


めまいは耳から生じるもの、脳から生じるもの、首から生じるもの、循環障害や内科的要因で生じるもの、と原因が大きく4つに分けられます。


上記の中でも特に注意が必要なのは脳から生じるめまいです。脳から生じるめまいは脳卒中や脳腫瘍など、命に関わる病気の可能性があります。


≪めまいが症状として発生することがある病気≫


・脳の病気


脳卒中、脳腫瘍、脳梗塞、小脳出血、聴神経腫瘍、脊髄小脳変性症


・耳の病気


メニエール病、良性発作性頭位めまい症、前庭神経炎


・首の病気


頚椎異常


・全身の病気


貧血、血圧異常


・心の病気


自律神経失調症、心因性めまい



■たけだクリニックのMRI検査のご案内

◎高性能MRIを用い、脳内血管の画像検査を行っています

愛知県春日井市のたけだクリニックでは1.5テスラ高性能MRIを用いた脳内血管の画像検査を行っています。


MRIは磁気を用いて体内の画像を撮影する機器です。放射線を出さないため、被ばくの心配がありません。


MRI検査では造影剤を用いて脳内血管の画像を撮影し、脳動脈瘤や脳動脈硬化による脳内血管の狭窄・閉塞の有無を確認します。1.5テスラ高性能MRIにより、脳内血管の鮮明な画像を得ることで脳の病気の早期発見につながります。



【頭痛、吐き気、めまいなどの症状がある場合はお早めにご相談ください】

頭痛、吐き気、めまいなどの症状は日常的に起きることもあり、「いつものことだから」と見逃されがちです。しかし、突発的な頭痛、吐き気・めまいを伴う頭痛は脳腫瘍やクモ膜下出血などの命に関わる病気が原因の可能性もあります。


頭痛、吐き気、めまいなどの症状がある場合は放置せず、当院までお早めにご相談ください。医師による診察後、患者様のご同意を得た上で高性能MRIを用いた脳内血管の画像検査を実施して原因を探り、症状に合った治療方法をご提案させていただきます。


たけだクリニック
医師
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