〒486-0926 愛知県春日井市小野町5丁目89-6

ブログBLOG

ニキビはクリニックで治す! ニキビの原因・治療方法について


見た目の悪さや膿んだときの痛みなどから、お悩みの方も多い、ニキビ。


ニキビとは、皮脂や古くなった角質が毛穴に詰まる皮膚の病気です。


ニキビは皮膚の病気であり、正式名称を「尋常性ざ瘡(じんじょうせいざそう)」と呼びます。


{年齢を問わず、何歳の方でもニキビができる可能性があります}


ニキビは中高生頃の思春期特有の肌の症状と考えられがちですが、年齢に関係なく、何歳の方でもニキビができる可能性があります。


大人の方や小学生以下の子どもにもニキビができる場合もありますし、生まれて間もない赤ちゃんにニキビができることも珍しくありません(新生児ざ瘡=赤ちゃんニキビ)。


また、年齢を問わず、ストレスが溜まっているときはニキビができやすいです。


ニキビが炎症を起こすと化膿したり出血し、痛みやかゆみを伴うことも。


■ニキビの原因は?ニキビにも種類があるの?

◎ホルモンバランスやストレスなどにより皮脂が過剰に分泌すると、毛穴が詰まりやすくなります

ニキビの原因は、過剰に分泌された皮脂です。主に思春期などで成長ホルモンの分泌が活発になったり、ストレスなどにより皮脂が過剰に分泌すると、皮脂で毛穴が詰まってニキビができることがあります。


◎ニキビの炎症をひき起こす原因は「アクネ菌」

[アクネ菌が増殖しやすくなる主な原因]


  • ・ホルモンバランスの乱れ

  • ・化粧品などの化学物質の毛穴詰まり

  • ・ストレスによる皮脂の分泌の増加

  • ・紫外線による皮膚のバリア機能の低下

  • ・皮膚の乾燥

  • ・過度のフェイスパックなどの誤ったスキンケア

  • ・ジャンクフードや乳製品など、脂質を多く含む飲食物の過剰摂取


ニキビは、炎症を起こしていない前段階(コメド)のもの、炎症を起こした状態のものなど、様々な種類があります。種類は様々ですが、小さな毛穴詰まりであるマイクロコメドから始まり、上記のような原因で皮脂腺の奥に常在しているアクネ菌が増殖すると、炎症や化膿が起きて赤ニキビ、黄ニキビになることも。


[ニキビの種類]


  • ◇マイクロコメド(微小面ぽう)


肉眼ではほぼわからない、小さな毛穴の詰まり。まだ炎症は起きていない。


  • ◇白ニキビ(コメド、面ぽう)


毛穴が盛り上がり、白っぽくなった状態。まだ炎症は起きていない。痛みやかゆみは感じないことが多い。


  • ◇黒ニキビ(コメド、面ぽう)


皮脂が毛穴を押し広げた状態。皮膚の表層に現れた皮脂が酸化し、黒っぽく見える。まだ炎症は起きていない。痛みやかゆみは感じないことが多い。


  • ◇赤ニキビ(炎症ニキビ)


アクネ菌などの細菌により、炎症を起こしたニキビ。患部が赤く腫れ、痛みやかゆみを感じることも。


  • ◇黄ニキビ(化膿ニキビ)


炎症が進み、化膿したニキビ。患部がぷくっと盛り上がって黄色く膿み、痛みやかゆみを伴うことが多い。


■皮膚科で行うニキビの治療方法

◎ニキビの状態に応じ、塗り薬や飲み薬を用いて皮膚の症状の改善を図ります

皮膚科では、ニキビの状態に応じ、塗り薬や飲み薬を用いて皮膚の症状の改善を図ります。ニキビの状態によっては、器具を用いて毛穴に詰まった皮脂や角質を押し出す場合も。


[ニキビ治療において、皮膚科で用いるお薬の主な種類]


塗り薬


  • ・アクネ菌などのニキビの炎症を起こす菌を殺菌し、毛穴詰まりを改善する塗り薬

  • ・アクネ菌などのニキビの炎症を起こす菌の増殖を抑える塗り薬

  • ・毛穴に詰まった角質を剥がし、毛穴を開きやすくする塗り薬


飲み薬


  • ・アクネ菌などのニキビの炎症を起こす菌の増殖を抑える飲み薬

  • ・漢方薬

  • ・ビタミン剤


処置


  • ・専用の器具を用い、毛穴に詰まった皮脂や角質を押し出す処置


(※)クリニックにより、用いるお薬の

種類や処置の内容に違いがあります。


【ニキビでお悩みの方は、まずはお気軽にご相談ください】

たけだクリニックでは、女性の皮膚科医による皮膚科診療を行っています。


ニキビは「思春期だから」「たかがニキビ」と放っておかれることが多いです。しかし、ニキビを放置すると炎症や化膿を起こし、クレーターのようなニキビ痕が残ってしまうケースも。


ニキビがクレーター化して皮膚がえぐれると、皮膚の状態を改善するためには成長因子注射・炭酸ガスレーザーなどの治療(自費治療)が必要になる場合があります。


{皮膚科のニキビ治療で効果が現れるまでの目安の期間は?}


皮膚科のニキビ治療では上記でお伝えした塗り薬や飲み薬を用い、継続して治療を行うことでニキビの症状の緩和を図ります。


皮膚の状態が改善するまでの期間は、「何週間・何ヶ月で治る」などの断言はできません。断言はできませんが、治療の継続により、平均で2週間~3ヶ月程度をかけて皮膚の状態の改善にアプローチしていきます。


—–


「ニキビで悩んでいる」

「ニキビが痛み、気になって物事に集中できない」


など、ニキビでお悩みの方は、まずは当院までお気軽にご相談ください。


たけだクリニック
医師
⇒院長の経歴はこちら