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気になるシミ… 原因は?皮膚科医がシミの改善にアプローチします


暑かった夏が過ぎ、秋になると、季節のうつろいを感じますね。


気温が落ち着き、快適に過ごしやすい秋。快適な一方、秋は、夏の紫外線でできたお肌のシミが目立ちやすい時期でもあります。


当院では、女性の皮膚科医による、以下のシミの治療を行っています。


≪当院のシミ治療≫


①プラセンタ注射

②ハイドロキノンクリーム

③トレチノインクリーム


今回は、お肌トラブルの中でも多くの方に見られる「シミ」について、種類&原因、および、皮膚科医による治療法をご紹介します。


■そもそも、シミって何なの?

◎シミは、お肌の中で作られるメラニン色素の沈着現象です

気になる、お肌のシミ。


そもそも、シミとは何なのでしょうか?


シミとは、主に紫外線などの原因により、お肌の中で作られるメラニン色素の沈着現象です。メラニン色素が沈着すると皮膚の一部分が茶色く(黒っぽく)なり、シミになります。


なお、「お肌のくすみ」という表現がありますが、お肌のくすみ=シミを指すことが多いです。


{メラニン色素は“悪者”? いいえ、メラニン色素は人間の身体に欠かせない存在です}


シミの素になる、メラニン色素。


シミのほか、日焼けもメラニン色素の沈着によって起こります。このため、メラニン色素は“悪者”扱いされてしまうことも。


悪者扱いされることもあるメラニン色素ですが、メラニン色素は決して、悪者ではありません。悪者どころか、メラニン色素は人間の身体には欠かせない存在です。


人は、体内でメラニン色素が作られることで、紫外線をはじめとする有害物質から身体の組織を守っています。紫外線を浴びると日焼けをして肌が茶色くなるのも、メラニン色素の沈着による身体の防御反応の一つです。


メラニン色素には、黒色メラニン(ユーメラニン、真性メラニン)と黄赤色メラニン(フェオメラニン、亜メラニン)の2種類があり、日本人を含むアジア人は黒色メラニンを多く含みます。アジア人の髪の毛や目の色が黒いのは、メラニン色素(黒色メラニン)によるものです。


◎シミの種類 ソバカスやニキビの色素沈着もシミに分類されます

お肌のシミは、主に、以下のような種類があります。


[シミの種類]


  • ・シミ
  • ・ソバカス
  • ・ニキビ・やけど・化粧品かぶれによる色素沈着
  • ・肝斑(かんぱん:主に頬骨の下に左右対称に現れる広範囲のシミ)

■シミの原因

◎紫外線を主として、遺伝、ニキビ、女性ホルモンなど、シミの原因は様々

シミの主な原因は、紫外線です。紫外線のほか、以下のような原因でシミができることも。


[シミの種類&主な原因]


シミの種類

主な原因

シミ

紫外線

ソバカス

遺伝

(黄赤色メラニンの含有量が多く、生まれつき肌が白い方はソバカスができやすい)

ニキビ・やけど・化粧品かぶれによる

色素沈着

ニキビ・やけど・かぶれなど

肝斑

女性ホルモン

(妊娠中や経口避妊薬の服用時に起きやすい)


上記のシミは、原因は違えど、いずれもメラニン色素の沈着によってお肌が茶色くくすむ点は同じです。


■シミの改善のための美容皮膚科治療を行っています

◎女性の皮膚科医が、一人ひとりの患者様に適した治療法をご提案いたします

たけだクリニックでは、女性の皮膚科医による、シミの改善のための美容皮膚科治療を行っています。


≪当院の主なシミ治療≫


①プラセンタ注射

②ハイドロキノンクリーム

③トレチノインクリーム


上記の中から、患者様のお肌の状態・ご希望に適した治療法をご提案いたします。


{国から承認された製剤を用い、プラセンタ注射を行っています}


プラセンタ注射は、感染のない健全なヒト胎盤から作られた「メルスモン」「ラエンネック」を採用しています。どちらも、国から承認を受けており、安全性が高められている製剤です。


プラセンタ注射は1回のみではなく、複数回注射を受けていただくことで、より効果を高めやすくなります。週に1~3回、または、1ヶ月に1回など、患者様のご希望に合わせて行う定期的なプラセンタ注射により、お肌・身体の調子の改善にアプローチしていきます。


{市販の物よりも、成分の含有量が高い医療用クリームを使用します}


当院で処方しているハイドロキノンクリームはハイドロキノンの含有量が5% or 10%と多い、医療用クリームです(市販製品は4%以内に規制)。また、トレチノインは市販されておらず、医療機関のみでの処方になります。


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当院で行っている美容皮膚科治療については、こちらをご参照ください。


【シミ・ソバカスなど、お肌トラブルでお悩みの方はお気軽にご相談ください】

一般的な皮膚の症状であるシミですが、放置すると、シミの部分がイボ(脂漏性角化症)になったり、皮膚がうろこ状になる(日光角化症)ケースも。


「たかが、シミでしょ」「年だから、仕方がない」とシミをケアせずにいると、お肌の状態がさらに悪くなる可能性があります。


お肌を美しく保つためには、シミの原因に応じ、皮膚科医の下で適切な治療を受けることが大切です。


当院では、女性の皮膚科医による、お肌の診療を行っています。長年培ってきた治療経験に基づき、様々なタイプのお肌トラブルに対応可能です。


夏から秋にかけては、シミをはじめとして、お肌トラブルが起きやすい時期です。お肌のお悩みがある方は、まずは一度、当院までお気軽にご相談ください。


診療では、患者様のお悩みをお伺いした上で、女性の皮膚科医がお肌の状態をチェックします。診察後は、検査結果を踏まえ、一人ひとりに適した治療方法・ケアアイテムをご提案させていただきます。



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